
カンジヤマ
多重知能って言う理論があって、ホント人間って、その人が得意とする表現手段を
折り合わせ ることによってものすごい爆発があると思うのね。
これは・・・ある種の創造活動だよね。
だからそれは、ものすごい出会いだよね。
彼がもし僕のことを気に入ってくれなかったから、
彼は僕に言い寄ってくれなかったわけでしょ?
僕だって彼がWebをこんなにやってるっていうことを知らないわけだし、それも縁だよね。
―そうですよね。なんかピンとくる感じはあったんですか?お互いに。
カンジヤマ
実はね、彼の妹さんも僕のこと気に入ってくれたみたいなんだよね。
だから、兄妹して僕のことを気に入ってくれて。
―何だこの兄妹は、っていう感じですか。
カンジヤマ
変な兄妹だなって(笑)ふたりともアーティストなんだけど。妹さんも絵うまいしね。
―どちらとも交流なさってるんですね。
カンジヤマ
一番はじめのワークショップにに妹さんと一緒に来られて。
―ふたりとも引き出しあってて、それぞれ全く自分の知らない素質とか、
お互いが起爆しあっている関係って、すごく素敵だなと思います。
桑畑
素質を引き出される、って言われたけど、自分の素質ってやっぱり自分ではわかんなくて。
ただひとつ言えるのは、カンジヤマさんの仕事が源泉となって派生したというか、
それを見て、「やって!」っていう仕事がいくつかあったり、
打ち合わせのときにいくつか作品を見せたときに
「これいいね」って反応が高いのは なぜかカンジヤマさんの作品なんだよね。
これは何でなんだろうなと思って。
他の仕事に別に手を抜いているわけじゃないんだけど、
どういう差があるんだろう なって・・・考えてたんだけど、言語化できないね(笑)
―ファンなんですかね。
桑畑
そうそうそう。
―すごくわくわくしているとか、何かできそうだなっていう、わくわくから始まった関係なんでしょうか。
カンジヤマ
そうだね。
―お互い、期待しているところはどういうところなんですか。
今、関係してて、ここがこの人のいいところだ、助かってる、そしてこういうことを期待してるっていうのはありますか。―
カンジヤマ
僕は思うんだけれど、彼の「繰り返す」手法があるでしょう、
とにかくどんどん質問してくるっていう。
そうしながら、答えの中で全く検討のつかないことを
質問しながら引き出していくわけでしょ。
引き出していくのは、彼のある一定の、高いレベルがあるわけじゃない。
彼は今もっと色んな仕事を手がけてるから、
これからいろんな分野を手がけることによって、感性はもっともっと鋭くなると思う。
それがまた栄養になって、彼のまた違う分野での感性が研ぎ澄まされたときに、
また違う質問をしてくるんじゃないかなっていう予感はするよね。
そうしないと、人間関係終わっちゃうと思うし。
停滞したらそこで終わりだと思うし、僕は僕でまた違う分野で
いろんなことをやっているから、こっちはこっちで情報を得て、
こういうこともあるんじゃないって言ってるけど。
細かいことを言え ばWebだって完成はしてなくて、
色々僕も注文つけて、これはお客さんからこういうことがあったんだけどって言うと、
色々なことを聞き返して処理してくれ るでしょ。いつもOn Going。
いつも続いている関係だっていうのは、いいよね。
そこで終わっちゃわないで、お互いがそれぞれの分野で精進して、
また感性のレベルが上がって研ぎ澄まされてくれば、
要求されるものも違ってくるわけでしょ。
それで、相乗効果で高めあっていかないといけないわけだし。
桑畑
一緒に子どもを育ててるって感覚かもしれない。
カンジヤマ
うん。子どもみたいだけれど、それがお互いのやっている仕事のフィードバックというか、
ある種の・・・ゲージというか、測るもの。ここまできてるんだよ、
っていうのを測れる、ひとつのモノサシだと思うんだよね。
こんなこともやってるよとか、こんなことやったよとかっていう。
だから、それはそれで。
―そこから入ってくるお仕事とかも広がってくるんですよね?
カンジヤマ
全然違う。僕が今まで1本で説明していたものに、
補完・・・バックアップしてくれるツールがあるから。援護射撃だね。
まずは、
「僕はこういうつもりでやっ てます。こういうことがしたくてやってます。」
「あとは、Webを見てください。舞台を見るか、
もしくは、舞台を見られないのだったらWebを見てくだ さい」と。
―すごいですね。
桑畑
そういうふうになってるんだ・・・。